神戸市 中央区の方へ 参考事例【雑草対策 ウッドデッキ・ウッドフェンス工事】
■ 庭の草取りをしても雑草がどんどん生えてしまう
■ お向かいさんが玄関に出てきた時に、目が合ってしまう
■ 子どもがプール遊びできるウッドデッキがほしい
30代の若いご夫婦、小さなお子様が1人の3人暮らしのお宅です。
お宅を新築された際に、「庭は自分達で作ろう!」と作業を始めたそうですが、作業ペースよりも雑草の生えるペースが早く、あっという間に腰の高さまで生えてしまったので、「どうにかしてほしい!」というご依頼をいただきました。
「ドクダミ」と「スギナ」という、どちらも地下茎がある雑草が多く蔓延っていて、地上の草を何度も何度も取って処理しても、地下茎のせいで、すぐにまた生えてきてしまいました。
地下茎のある雑草をきちんと処理するためには、40~50cm程度掘り返して、全部手で根をほぐしながら分別して捨てていく作業が必要です。すべての雑草をなくし、お子様の遊べるウッドデッキの設置を奥様がご希望でした。
目の前の2軒のお宅様とお庭が近く、玄関から出てきたお向かいさんと目が合ってしまうこともあり、「目隠しを作りたい」というご希望もいただきました。
こちらがご提案させていただいた図面です。
①ウッドデッキの上でプールで遊ぶことのできるような空間を作ります。そのために奥行きがどの程度必要か、ということや、通常でしたら部分的に2箇所程度のみ作成する「ステップ」の部分を、長く「コの字型」に作成する提案をしました。こうすることで、ステップ部分に植木鉢を置いたり、バーベキューの時に腰掛けたり、いろんな使用方法が生まれます。
②目隠しのウッドフェンスです。
③ウッドフェンスの詳細です。お隣の玄関の高さ、通行される方の目線の高さなどを、うまくさえぎることのできるご提案をさせていただきました。お隣の玄関は高さが高いため、すべてウッドフェンスでさえぎると、コストが上がるだけでなく、何よりも圧迫感があり閉鎖的になってしまいます。そのため、目隠しのために「ハナミズキ」の木を植えるご提案をしました。
家の前を歩く方が歩かれる中で、どの場所から見ても、ウッドフェンスや既存のフェンスで、うまく目隠しされるようになります。
ウッドデッキを作るための基礎をつくっていきます。
ウッドデッキの部分と、室外機が置いてある通路の部分にも、防草シートと砂利を敷いて雑草対策です。木はしっかり保護しながらも、より雑草を生やさないために、木の根の部分にもシートを敷き、砂利を敷き詰めます。防草シートと砂利から木が生えているようなデザインになります。
フェンスを作成する際、木材のみ地面に直に埋め込んで作成すると、20年程度はもつと思いますが、「ずっと」というお約束はできません。そこで、アルミの材料を添え木にし、ボルトに穴をあけて作ることで、強度が増し、また、目隠し部分の木のみを修理すればよくなりますので、メンテナンスもしやすくなります。
ご提案していたように、ウッドフェンス&ハナミズキで、歩行者の視線、そしてお向かいのお宅の玄関からの視界をピンポイントでさえぎります。ご自宅のリビングからの眺めは、ウッドフェンスもそんなに高く感じず、圧迫感もありません。
もともとお庭にあった木で使えるものは、区別し、別の場所に移し、しっかりと活用します。レンガで小さな花壇も作成しました。
室外機のある、勝手口のある通路にも、キッチン&ダイニングの窓があるため、お隣のお宅との目隠しとして「ボウガシ」を植えました。
スチールフェンスにモッコウバラを這わせることで、こちらも目隠しになります。白と黄色の花のモッコウバラを合わせることで、咲くと可愛らしい雰囲気になります。
ビフォアアフターはこのようになります。雑草対策、お向かいのお宅からの視線、歩行者の視線など、気になる点はすべて解決しました!
プール遊びやバーベキューのできる、ゆとりのある奥行きのウッドデッキです。お友達を招待しても、コの字型のステップをうまく活用して広々と使用できます。また、対面型のキッチンからウッドデッキを眺めることができますので、「家事をしながらでも遊んでいるお子様の様子を見ることができて、とても助かります」と、奥様にお喜びいただきました。