神戸市 中央区の方へ 参考事例【雑草対策 剪定 造園施工事例】
■ 芝生が雑草に負けてしまっている
■ 一部の植木が枯れてしまった
50代のご夫妻様からのご依頼です。10年以上前にお宅を新築された際に、お庭づくりもされ、雑草取りなどお手入れをされてきましたが、最近、少しずつお庭が荒れてきてしまったことを気にされていて、「お庭をリフォームしよう」と思われたそうです。当時お願いしていた造園屋さんが廃業されていたため、「新しく業者を探している」というお客様のお話を聞いたご友人からの紹介で、当店にリフォームをご依頼いただくことになりました。
施工前のお写真です。左側のお写真のコニファー(背の高い木)は、本当は全て同じ高さで生えているはずですが、左から2本目の木が枯れてしまったので、バランスが悪くなっていました。また、お庭に芝生の部分がありますが、雑草が混ざってきてしまって、だんだんと芝生が雑草に負けてしまい、荒れた状態になってしまいました。
芝生は10年程度時間が経つと、下の土を耕し直し、酸素や腐葉土をたくさん混ぜて再度土づくりをしなければ、雑草に芝が負けてしまいます。綺麗な状態で保つためには、お手入れや10年程度に1度のメンテナンスが大切です。お客様宅のお庭は、ちょうどお庭づくりをされてから10年以上が経ちますので、再度、土づくりが必要です。
雑草だらけになってしまった芝生(左)と、同じく雑草だらけになってしまった花壇のお写真(右)です。写真奥の植え込みの部分も花壇になっています。
物置を隠すウッドフェンスが設置されていました。また、枕木のアプローチがあるのですが、見えないほど雑草が生い茂っています。 ぬれえんの前は砂利をまいてありましたが、防草シートが貼ってありませんでしたので、「砂利から雑草がどんどん生えてきて困る」というお話も伺いました。
こちらがご提案させていただいた提案図です。
まず、芝生の張り替えをご提案しました。今ある芝生は全て処分し、土の中にも雑草の根などが混在してしまっているため、手作業で雑草の根などをしっかりと取り除きます。作業後、もともとあった高さより5センチ程度少なくなってしまいますので、新しく土を追加(黒土や腐葉土など養分のある土)し、30センチ程度掘り起こして混ぜ合わせ、空気をしっかりと入れた状態の土づくりをし、新しく芝生を張っていきます。こうすることで、10年程度、芝生が育つ環境を保つことができます。
「トキワマンサク」や「ハナミズキ」を含め、既存の木は綺麗に剪定し、新しいお庭にも使用します。図面右側の植栽は、お隣にある月極駐車場からの目隠しとしての役割も果たします。
お庭の所々にある排水枡は、お庭の景観を壊さないよう、オシャレな木製の化粧蓋をします。こういったちょっとした心遣いが、お庭の全体的な雰囲気を大きく変えることになりますので、当店は細部まで手を抜かず、最善の施工を行うよう心掛けております。
何本も植えてあったコニファーは、日当たりが悪い部分が枯れてしまっていたので、状態の良いものだけ適切な場所へ移植し、剪定を施しました。このコニファーはお向かいのお宅からの視線をカットする役目もありますので、足りない部分には、既存のコニファーと同じ形の種類を選び、新しく新植することにしました。
砂利だけ巻かれていた場所は、防草シートを敷き、その上に砂利をまき直します。既存の砂利を綺麗に洗い、新しくサビジャリも追加します。砂利だけでなく、防草シートを貼りますので、雑草に悩まされることがなくなります。
ぬれえん、目隠しのウッドフェンスなど、既存の物でまだまだ使えるものは、色を塗り直したりなどして再利用します。「既存の物を大切にする」が当店のモットーです。大幅なコストカットにつながりますし、お客様の大切にされてきた物を新しいお庭でも再利用し、再び ”活躍” してもらえるように、しっかりとサポートいたします!
芝生の部分に新しい土が加わりました。もともと使用されていた赤土に黒土や腐葉土を混ぜ、下地を作ります。深さ30センチ程度を掘り起し、酸素がたっぷりのふわふわの土になりますので、芝を育てやすい環境になります。花壇の前も「丹波石」を乱貼りし、花壇まわりの雑草を処分しました。植栽は綺麗に剪定しました。これだけで、かなり明るい印象になります。
植木は剪定し、雑草は取り除いたのでスッキリしました。物置を隠すように設置されているウッドフェンスも、塗り替えて再利用します。ペンキのような科学系の塗料ではなく、木に優しい木材保護剤を塗りますので、木目もつぶれず、木が呼吸をすることができ、より長持ちします。
防草シートを敷いた上に砂利を敷きます。既存の砂利も使用しますが、不足分は新しく追加します。
お庭が仕上がりました! 現在は芝生が張りたてなので色があまりついていませんが、少し待てば緑の芝生になります。花壇まわりの乱貼り、そしてチラリと見えているウッドフェンスの色もお庭にマッチしていて素敵な仕上がりになりました。
ご提案図面で紹介していました、排水栓を隠す、おしゃれな木製の化粧蓋です。蓋のまわりが傷んでいたので、一部分だけレンガを新しくしています。雑草だらけだった花壇もこのようにきれいになりました! 奥様にガーデニングを楽しんでいただけるスペースになります。
防草シートと砂利で雑草対策のしっかりできたお庭になりました。雑草に悩まされることはもうありません! 目隠しとしてトキワマンサクを移植しました。トキワマンサクは虫もつきにくく、成長が早いので、すぐに目隠しとして立派に成長してくれることでしょう。
ベニカナメモチも剪定され、スッキリ綺麗になりました。 図面左下の、お隣のお宅との目隠し用に設置されているウッドフェンスも塗り替えて再利用しています。
アプローチに沿って置いたり植えたりされていた植物たちを、建物側に寄せるだけでこんなにスッキリしました! 何も処分していませんが、配置方法を一工夫するだけで、空間をスッキリ、広く見せることができます。
今回のお客様は、レンガや花壇、ウッドフェンス、植栽など、ほとんど既存のものを活用しましたので、お庭の造形に大きな差はないのですが、芝を張り替えたり、雑草対策をしたり、木の剪定をしただけで、スッキリ綺麗なお庭に生まれ変わりました。
「お庭が生まれ変わって嬉しいです。また青々とした芝生を見れると思うと、今からとても楽しみです。 既存の植木も大切にしてくれて、ありがとうございます!」と奥様にお喜びいただきました。
「芝生が雑草だらけで困っている」というご相談は良くいただきます。その際「管理が大変だから、芝生をやめたい」というお客様もいらっしゃいます。ただ、今回のお客様の場合、お庭いじりの大好きな奥様ですので、「全て石貼りや防草シートと砂利での雑草対策がされたお庭よりも、芝生や花壇のお庭を楽しみたいはず」と、芝生の張り替えのご提案をしました。グリーンパトロール神戸では、お客様のお話をしっかりと伺い、ご希望や状況に一番合ったプランをご提案いたします。
新築の頃に比べ、年月が経つと水回りや外壁などをはじめ、お宅のメンテナンスをすると思います。「もっとこうしたい」というご希望がある方は、リフォームもされると思います。お庭も同じで、とても気に入ったデザインで仕上がっていたとしても、長年過ごしてみてわかることや、雑草などのお困りごとを経験し、メンテナンスの必要性を感じたり、より過ごしやすいお庭にリフォームしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
「草取り要らずのお庭にしたい」「お隣のお宅との間に目隠しがしたい」「植木の剪定をしてほしい」「バーベキューができるウッドデッキがほしい!」など、お庭に関するお困りごとやご要望がございましたら、ぜひグリーンパトロール神戸へご相談ください。当店の女性一級建築士、経験豊富な職人たちが、あなたのご希望を叶えます!